こうじ屋さんと伊予市の日常
線路沿いの建物は、昭和の香りが漂います。
店の中には腰かけがあって、ご近所さんの憩いの場にもなってる様子。
「はい、何にしましょ?」
「あのー、お味噌をやってみたいんですけどー」
初心者マークの一年生に、この道何十年のチャキチャキした奥さんが親切丁寧に教えてくれます。
はじめてならこのくらいの量で作ってみる?
容器はもうこうた?(買った?)
重しがなかったら、お砂糖の袋でもかまんのよ。
何だか話しているうちに、もう半分くらい作った気になってきました笑
とりあえず、こうじ2キロからはじめることに。
できるかなー乞うご期待!
(報告なければお察しを苦笑)
ちなみに宮岡こうじさん、甘酒もほどよい甘さでオススメです。
そんな店の前の駐車場。
ふと目をやると一台の車が止まっていました。
軽トラのお魚屋さん!
その日の市場で仕入れた新鮮なお魚を売りに来て、その場でさばいてくれます。
とご近所さん。
好きな魚を選び、自宅から持ってきたお皿にその場でさばいてもらったお刺身をのせて、今夜のおかずはバッチリです。
なんて贅沢!
何て素敵なんでしょ~と釘付けでしたが、伊予市の友人は今でも結構あちこちで見かける「フツウ」の光景よと言っています。
そういえば少し前まで、お豆腐やさんや石焼き芋、ロバのパンなど、、あったあった。
最近では過疎地域へ向かう、宅配スーパーのような形になっていくんでしょうか。
その土地に続く光景。
ほのぼのした愛媛の日常、一コマです。