花むしろ 入荷しました 三宅松三郎商店

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今週の火曜日、瀬戸大橋を渡り、自家用車で岡山・倉敷へ参りました。
昨年の訪問から二度目となる、西阿知の三宅松三郎商店さん。
明治41年の創業以来、岡山や熊本の国産イ草を使用して、ゴザなどの敷物やテーブルマット、コースターなどのコモノまで「イ草製品」の染色から織りまで一貫して製作されている工房です。
現在は3代目の隆さんと奥様の二人で作られています。

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訪問すると、いつも迎えてくださる奥様のお抹茶。
「昨日までは冷たいのをお出ししてたんですけどね、今日は涼しいからね、温かいのにしましたよ」
運転で張り詰めてた肩の力が抜け、ホッとします。
昨年一緒に写した写真をご主人の隆さんが出して来られて、
「これじゃこれじゃね~」と懐かしみ、「そうそう愛媛の宇和島は昨日テレビに出とったろ~、○○の乾杯で~」と愛媛話もさりげなく交えてもらい、場がふんわり。あー美味しい。

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前回同様に長居しまして、一畳敷、テーブル敷、コースターなど小物類を仕入れました。
小物類はまだ端の始末のできてないのを選んだものですから、奥様がその場で紐を結んでくださる。
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「雨で作業ができない日なんかにね、こういう作業をしてね、できることをするんですよ。じっとしてはいないのよ。」
整えられた部屋、さりげなく飾られた絵、そっといけられた花、美しい佇まい。
音楽もラジオもかかってない静かな土間で、奥様の言葉が優しく響く・・・。
そんなとき私はこの仕事を通じて、実は作り手さんのこういった真摯な姿勢を学びに来ているのではないかと思ったりするのです。

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今回の訪問で、隆さんが何度も「原料がね・・」と繰り返し言われていました。
年々良質のイ草を手に入れるのが難しいとのこと。
今回はイ草の産地である熊本の件もありますので、、尚更です。

どの仕事においても言えることですが、「続けていく」ということの難しさ。

何にもお手伝いできないことにもどかしい気持ちになりますが・・・
と同時に、ここにあるイ草たちがますます愛らしい貴重なものにも思えてきます。


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本日荷解きした店内にはイ草の香りが一面に広がっています。
ドアを開けて入って来られたお客様も、
「わぁー、いい香り」
と鼻からスーっと心呼吸。

もう9月になりましたが、夏場の吸湿性だけでなく、実は保温性もある花むしろ。
ぜひご紹介したい一品です。
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by karin-since2011 | 2016-09-03 17:20 | 三宅松三郎商店