鹿の郷土玩具 宇和島・よしを民芸店
昨日、宇和島に工房を構える「よしを民芸店」さんが鹿の郷土玩具の納品に来てくれました。
(*張子とは、型に和紙を貼り付けて成形していく技法のこと)
主に宇和島の伝統的なお祭り「牛鬼」にちなんだ張子(はりこ)を作っており、またダルマや招き猫、お面などの玩具もその合間に製作しています。
工房名の「よしを」というのは先代のお名前から名付けたそうで、現在は二代目計介さんが継承。
伝統工芸士となり、仕上げまで一貫してお一人で作業しています。
こちらも宇和島の民俗芸能である、「八ツ鹿(やつしか)踊り」からきたものです。
そもそも「八ツ鹿踊り」とは、350年以上もの歴史があり、江戸時代の初期に宇和島藩主だった伊達家との繋がりで仙台からもたらされたのがはじまりなんだとか。
現在は10月29日、宇和津彦神社の祭礼日に開催されます。
12~13歳の少年8人が鹿の頭をかぶり、上半身はその鹿頭から垂れた赤い布をまとい、胸には太鼓を抱えて、美しく優雅に踊るそうですよ~ちょっと興味津津です。(詳細は宇和島市HPへ)
なんと直径約2cmのミニミニ版なのです。
角があるのがオスで、ないのがメス。
3寸皿に乗せてもこのサイズですからね、何だか湯船にプーカプカ浮かんでいるようにも見てきましたよ^^
もちろんオスメス、別々で販売できます。
サイズ、色、形、表情どれも可愛らしいのです。
宇和島の郷土愛がたっぷり詰まった鹿の郷土玩具、ぜひお手に取ってみてください。