わらぐろライトアップと四国村「寿ぎ百様」のご案内        

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商品として「注連飾り」を扱ううちに、だんだんとその世界感に惹き込まれていきます。
年始には宇和町の「わらぐろのライトアップ」に行ってきました。
「わらぐろ」とは、稲を刈り取り脱穀したあとの乾燥藁を積み上げたもので、動力脱穀機が普及する昭和40年頃まで宇和盆地でよく見られた光景です。
脱穀したあとは、翌年の春までそこに置いたまま藁を保管し、家屋の壁や牛などの飼料、その他ワラ細工を編んだりして活用されていました。
乾燥藁を別の場所に運び移していたのでは効率がわるく、場所もとるので、その場で藁を積み上げて保存する、しかも家の形をしているので雨もしのぐことができるという、先人の暮らしの知恵です。
その景色を絶やさず後世に残したいという想いから、しめ飾りやわら細工を作っている上甲さんたち「わらぐろの会」が中心となって今もなおその活動を支えています。
「あー、あれ、あれじゃない?」
石城小近くの宇和ののどかな田んぼ一面に、でーん。
突如として現れる、15基の「わらぐろ」たち。
これを積み上げるとなるとかなりの労力がいあるはず。お見事です。
冬の風物詩、しばしタイムスリップしたいい心地になりました。


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さて、もう一つは現在、高松の四国村で開催されています、「寿ぎ百様(ことほぎひゃくよう」のお知らせ。
こちらも年明けに行って参りました。
全国を歩き旅し、しめ飾りを研究されている森須磨子さんの所蔵コレクションから、約100点のしめ飾りが一同に並んでいます。
館内撮影OKの太っ腹。
新たな一年を「お迎えする」という想いや願い、その土地土地の風土、受け継がれた暮らしの知恵や創意工夫。
会場に入った瞬間から、スゥーッと体を巡る何かを感じる展示会です。
私たちに脈々を受け継がれるものを、自ずと感じられる「寿ぎ百様」。
まだまだ会期ございますので、ぜひご覧になってみてください。


四国村

高松市屋島中町91
☎087-843-3111
12/12(土)~2/114(日)
9:00~16:30
会期中無休 
観覧料 一般1200円 高校生700円 小中学生500円
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by karin-since2011 | 2016-01-10 18:58 | しめ縄・鶴亀わら細工 | Trackback | Comments(0)
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