大洲てくてく散策記      少彦名神社 - Bourton(ボートン) - 臥龍山荘

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野村シルク博物館を後にして、午後からは大洲散策へ。
大洲市菅田町大竹にある、少彦名(すくなひこな)神社へ案内してもらいました。
常世(とこよ)の国からおとずれるちいさな神、少名彦命は大国主神(おおくにぬしのかみ)と協力して国作りをしたとされています。「風土記」や「万葉集」にも登場し、医薬・温泉・穀物・酒造の神として祀られています。
その少彦名命が終焉を迎えたとされているのがこの少彦名神社。
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本殿にあがる途中にみえる懸け造りの参籠殿。「わかりやすくいうと清水寺のような感じ」という説明にふむふむ、納得。
米ニューヨークに本部を置く、文化遺産の保護活動に取り組んでいる非営利組織「ワールド・モニュメント財団(WMF)」が2014年版「文化遺産ウォッチ」(危機遺産)に選定し、修復に助成金を拠出することを決めたのは記憶に新しいところです。
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「伊予の小京都」と呼ばれる大洲。盆地なのでなんせ湿度が高い、拭いても拭いても汗が止まりません。でもこの参道は別世界。しばしの休息。
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あ、キノコみっけ!

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そしてお腹すかせてお昼は西大洲のカフェ、Bourton(ボートン)さん。
肱川のそばの白い平屋で、ご夫婦で切り盛りされてる素敵なカフェです。
同じ火曜日がお休みなので中々来れず・・でもどうしても一度来たかったので、念願かなったり。
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お忙しいランチの時間帯でしたが、「かりんさんの小鹿田焼^^」とさりげなく。
手づくりの温かな食事と、ご夫婦の好きなものに囲まれた優しい空間。穏やかな時間が流れます。
思わずケーキも食べちゃった^^
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「ブルーの小屋も手づくりで」という向かいのお庭も気持ちがいい。どこを見ても色とりどりの花が咲いています。
この日大洲を案内してくれたYさん まるで絵本の中の少女のよう^^。

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散策のとりは、「臥龍山荘」。
言わずと知れた名所です。
肱川流域随一の景勝地「臥龍淵」に、明治に一代を築いた大洲出身の貿易商・河内寅次郎が京都や神戸の名工を呼び寄せ構想10年・工期4年の長い歳月をかけて建設した別荘。
明治40年(1907年)に完成しました。
臥龍院(がりゅういん)、不老庵(ふろうあん)、知止庵(ちしあん)からなる3つの建造物と借景庭園が広がり、眼の前には冨士山(とみすやま)や肱川を眺めることができます。
昭和55年にたまたま山荘を訪れた故黒川紀章氏も絶賛した数寄屋建築。
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建物内には、先人の粋で細かなおもてなしの演出が随所にみられます。
中国では縁起物とされるコウモリを襖の取っ手のデザインに取り入れた
床の間の丸い窓と違い棚は月と雲を表現しており、正面に座るとその月が満月に見える、少しずれると半月や三日月に見え、座る位置によって月の満ち欠けを感じられる
襖に竹の絵、取っ手に梅、もうひとつ松(どこか忘れた)を取り入れて松竹梅となす などなど
ここへ来たらぜひ係りの方説明を聞くことをオススメします、何倍も楽しめますよ。通り過ぎるだけではもったいない。
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「一番奥にある不老庵では、ぜひ支柱を見て帰ってくださいね」と言われるので、おそるおそる高所恐怖症ながら覗いてみる。ほんとだ、生きた槙の木が不老庵を支えています。
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裏に回るとこんな感じ。ちょっと写真では見えにくいが、確かに「捨て柱」。
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あれ、配達屋さんじゃない?
肱川の橋をブーン。颯爽とバイクで駆け抜ける郵便局員さん。
毎日の日課なんでしょうが、これもなんて素敵な演出。

大洲は松山から車で1時間ほど。
真夏の大洲は覚悟がいるようですが、それにも勝る絶景あり(かも^^)。
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by karin-since2011 | 2015-07-17 15:56 | 愛媛歩き