おたやん飴
どこで割っても同じ顔、のおたやん飴。
昨日行ってきた「椿さん」で購入しました。
椿さんとは、伊豫豆比古命神社で旧暦1月7日より3日間にわたり開催されるお祭りのことです。
(伊予路に春をよぶ椿祭り、今年は1月29日~31日)
開運縁起、商売繁盛を願って毎年多くの参拝客が訪れます。
地元では、「椿さんが近いから寒いね~」「椿さん終わったから少しはぬく(温かく)なるんやろか」といった会話もちらほら。椿さんが一つの寒さの目安です。
その露店に並ぶ、おたやん飴の「おたやん」とは一説に、伊予の方言で「健康な娘」の意味があるんだそう。
噛んだら固いことこの上なし。歯にくっついては離れません。そうこうしているうちに、手はもうギトギト、ベタベタ、・・・結構食べるの勇気が要ります(銀歯の方、要注意)。
それでもにくめない、この愛嬌。ちょっときゅうくつそうな顔も、横一文な顔も、どれもかわいくて温かい。
そっか、これも手仕事だよな。いつもは食べてただけだけど、その作り方にもちょっと興味がでてきました。