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昨日、嬉しい一通のメールが届きました。
送り主は、愛媛県大洲市で染織物をしている吉岡早苗さん。
野村のシルク博物館で二年間染織の基本を学んだあと、さらに織りの道を深めたいと今度は単身島根に渡り、「出雲織」青戸柚美江先生の門下生として二年、経験を積みました。
2012年からはご自宅のある大洲に戻り、着尺を中心に作品作りを進めています。
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この9月に東京で開催される出雲織一門展に行かれるのは伺ってたのですが、その時のご縁で、今度は銀座の呉服屋さんの企画展に出品することになったそう。
昨日の朝はそのお知らせメールでした。
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着物を織ることを「生業」まで昇華させるには、何としてでも結果を残さなければなりません。
まずは公募展に応募し、自分の作品と名前を知ってもらい、呉服屋さんの目に留めてもらう。
何でもそうですが、何年も何年も重ねた日の目を浴びるまでの陰の努力と精神力には本当に頭が下がります。逆に言えばそこを乗り越えた人にしか与えられないのかもしれない、その時期こそが選ばれてるときなのかもしれません。
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第48回日本伝統工芸染織展 奨励賞・山陽新聞社賞受賞
第49回日本伝統工芸染織展入選
有言実行。行動あるのみ。着実に「生業にする」夢に近づいています。
謙虚な姿勢で人の前に出ること、派手な場を控えますが、どんな風にも揺らがない一本芯の通ったしなやかな強さを秘めた女性です。
当店では綿素材の手織りストールを置かせてもらっています。
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肌さわりがよく日中気温差の激しい季節には一枚あると重宝しますね。
いつまでも飽きのこない藍染、手織りです。

今回のよい便りとともに。
ぜひ、美しい手織りもの、お手に取ってみてください。


銀座の呉服屋さんかわの屋さんHPはコチラから → 
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2週間の沖縄やちむん展を終えて、本日より常設に戻りました。
玄関横では、またまた「鹿面」お出迎え。
実は鹿面の(小)と鈴鹿、前回入荷分売り切れまして先日再入荷となりました。
外国の方が買い求めてくれたり、県外の方が「鹿面」目当てに来られたり、何ともグローバルに旅立っています!先代が作り始め、ここ10年は御蔵入りしていた商品だそうですが、再び注目されてよかった。
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一番人気の鹿面(小)。大はちょっと大きすぎ・・という方も、このサイズならインテリアとしてどこにおいてもしっくりはまると思います。
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鈴鹿の白は改良され、前回のものは鼻筋が黒でしたが今回からグレー、代わりに髭がグレーから黒にお色直ししました。
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2cmほどのちっちゃな小鹿も健在です。「男だから手が大きくて、逆にこういう小さなモノの方が時間かかってしまってね」とよしをさん。このサイズでもちゃんと張り子でできています。


通りすがりに目があったら、その日一日ついてるかもね^^(←なーんて根拠はありませんっ)

以前の鹿面ブログはコチラから →  


【鹿面(大)】
顔の幅17.2cm
縦(口から頭まで)19cm
縦(口からツノ先まで)30cm
厚み(顔の盛り上がり)18cm
¥5076-


【鹿面(小)】 
顔の幅10.2cm
縦(口から頭まで)12cm
縦(口からツノ先まで)19cm
厚み(顔の盛り上がり)10cm
¥3024-


【鈴鹿】
顔の幅3.8cm
縦(口から頭まで)4cm
縦(口からツノ先まで)5cm
厚み(顔の盛り上がり)35cm
¥1512-

※通販可。
 価格は税込、サイズは目安です。個体差あり。

お問合せはコチラまで
karin.craftshop@gmail.com
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沖縄やちむん展、最終日の10/3(月)は17時までとさせて頂きます。

いつも暑い夏に催していましたが、秋のやちむんもしっとりしていいものです。(←結局年中いいってことか)

まだの方も心残りの方もぜひ。
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先日、四国中央市で水引細工を製作している、安藤結納店さんへ伺いました。
愛媛県の東部に位置し、香川・徳島・高知の三県に面する四国中央市は、古くから製紙業で栄えた「紙のまち」。平成16年に伊予三島市、川之江市、土居町、新宮村の4つが合併してできた町ですが、合併以降「パルプ・紙・紙加工品製造業」の出荷額が11年連続して全国一を誇っています。
お若い方には映画「書道ガールズ」の舞台となった町と言ったほうがわかりやすいかもしれませんね。

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「水引」の起源は一説に飛鳥時代まで遡ると言われています。遣隋使として随に渡った小野妹子が日本に帰国する際、随から頂いた贈り物に紅白に染め分けた麻紐(くれない)が掛けられていたことがはじまりだとか。
その後、江戸時代に髪を束ねる細い紐「元結」となり、明治以降に現在の「金封」や「工芸品」などが作られるようになったそうです。

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現在、四国中央市での水引組合加盟工房は22軒。
今回お邪魔しました安藤結納店さんは、安藤さん(写真右)村上さん(写真左)のお二人で製作されています。この道50年以上のベテラン伝統工芸士さん。
持っていった本を見せると、「これはね、こうこうこうしてね、えーっとこうやって、こうで、こうで、ほらできたっ!」と即興であっという間に何でも作ってくれます。
そんな二人は息もぴったり。
安藤さんが「アレなーい?」と言うと村上さんからさっとアレが出てくる。
今度は村上さんがゴソゴソ何か探しものをしていると、安藤さんが横からサッと欲しいものを差し出す。
「みんながね、私ら二人の掛け合いを見るんが面白いって言うのよ~」
長年やってこられた二人ならではの「あ、うん」の呼吸。
そこに居るだけでとっても温かな気持ちにさせてくれます。

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自宅兼工房にはガラスケースに入れられた大作を含め、沢山の作品が並んでいます。玄関には愛媛のゆるきゃら「みきゃん」もありました。今度は四国中央市のゆるきゃら「しこちゅう」も作るそうです。(話に夢中で写真がなくてすみません)
道後・椿の湯の改修工事からもオファーがあったそう。完成したら見に行かなくては!

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今回はこの年末、新しく取り扱いたい水引細工のお願いに来ました。
「ふふふっ、あなたの好みはだいたいわかったわよ~楽しみにしててね^^」
孫?とまではいきませんが、歳の離れたこちらの要望をスッと察知し、くみ取ってくれてありがたい。
「こうしたらもっといいんじゃない、これもできるよ」と広げてくれるので、どんどん夢が膨らみます。

時代とともに普段の生活で「水引」に触れる機会は少なくなりました。
今一番暮らしに身近なところでは祝儀袋や熨斗袋の「金封」といったところでしょうか。
その「金封」は戦時中、出征していく兵士への心付けに「水引を結んだ金封」を渡したことがはじまりと言われています。
大切な人への贈り物に水引を掛けることで意味する相手への敬いや神聖さ。
また「結ぶ」という意味にはしっかりとした結びつき、それを願う想いが込められています。
西洋のリボンは解けてしまうけど、水引は解けませんからね。
そういう側面からも水引は日本人が持ちうる精神的文化にしっくり当てはまったんだと思われます。

水引ってこんなに面白いんだ~改めてそう感じた工房訪問でした。


みなさん、年末をお楽しみに!
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題名に付けるほどでもないんですが、
インスタグラムはじめました。
どうやって見るのかな・・・はて?
実は私もよく分かってないのです(^_^;)

おそらく、

karin.craftshop で出てくるはず。

よかったら覗いてみてください。


さてさて大手町に移転して、一ヶ月半が過ぎました。
振り返る間もなく過ぎました。
毎日、市内電車の行き来をみながら、もう1年半くらい経った感じ。
「ようあんな狭いとこに一日中おらい~」と兄は言うけれど、私はとても居心地がいいのです。

前のお店はちびまる子ちゃんに出てきそうな、青い屋根の小さな平屋でした。
お客様は「カラカラカラ~」と鳴る引き戸を開けて「こんにちは~」、私は土間から「こんにちは~」。
決して店っぽくはないけれど、そんなやり取りでスタートする雰囲気が心地よくもありました。
「何だかおばあちゃん家に帰ったみたい」
そう言ってもらうのも嬉しかったな。

さてココへ来てから・・・
「店員さんがこんにちは~なんて普通言わないよね。いらっしゃいませに変えちゃう?だって店だもん・・」そんな葛藤を抱えていました。
でもやっぱり今日も「こんにちは~」でスタートする。
恥ずかしくて「いらしゃいませ」が言えないんです。(←何を今さら(^_^;)歳いくつ?)
何だかんだと検討の結果、今まで通り「こんにちは~」でいくことになりました。

あ、沖縄だと「ハイタイ」ですね。

やちむん展、10/3(月)までやってます。
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朝晩気温が下がってきたので、温かい飲み物に切り替えたよという方も多いのではないでしょうか。
写真は「古民家カフェ 善(ぜん)」さんにて。
読谷村、横田屋窯さんのカップ&ソーサーです。
口当たりのよいやちむんのコーヒーカップにたっぷりの珈琲を注いでくれてホット一息。
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離れの古民家でゆっくりくつろいで欲しいという女性オーナーさんの想いがこもった素敵な喫茶。
飲食店で器を1枚1枚手洗いしてもらえるのは本当に頭が下がります。

気さくなオーナーさんがいつでもどんな時も優しく迎えてくれる、そんな豊かな空間です。
ぜひ訪れて見てくださいね。

古民家カフェ「善(ゼン)」 
791-8011
松山市吉藤5丁目1096
☎089-924-5152
10:30~19:00
定休日:金曜日 第4木曜日


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そして今朝は松山道後の「宝厳寺」へ出かけました。
道後の街を抜け、細い路地を曲がった山合いにそびえ立つ宝厳寺は、時宗を開いた一遍上人の生誕地です。一遍上人は1239年2月15日、この伊予の国で生まれました。今から約780年近くも前のこと。
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本日は午後から遠忌法要のため、朝からお寺の方が忙しく準備されています。
本堂がピカピカなのは、3年前の2013年8月に火災のため本堂と庫裏が全焼しているため。
現在は建て替えられて間もないのです。
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地元にいるといつでも行けるということで、中々足を運ぶ機会のない場所でしたが、今夏「一遍上人を訪ねる旅」で愛媛に来られたお客様に教えてもらい(←逆ですね)、8月に初めて訪ねてみると、そこは何ともしっくり落ち着く空間。
ベンチに腰をかけて、ゆっくりと静かに時の流れを感じました。
そして今回二回目の参拝。



今朝はやや駆け足のお参りです。
くるっと境内を一周してると、すでに10時20分を回ってる。
いけないいけない、開店時間だ、さぁ急げーっ!!。







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お待たせしましたーっ。
本日やちむん展一番のりのお客様。
すでに窓にへばりついて眺めておられる。
ごめんごめん、すぐ開けまーす。

やちむん展、週末もお待ちしています。
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