沖縄手しごと展 はじまりました
毎日、暑いです。じっとしていても汗が流れてくる・・動けばもっと。
思えば去年はクーラーなしで過ごしました。(風がぬけると涼しいけれど、今思うとゾッ・・・)私も汗、お客さまの額にも汗汗汗・・・どうも失礼いたしました。
窯元さんでは器の乾燥を防ぐため、冷房いれず作陶されているところが多いですし、真夏でも吹ガラス工房は稼働しています。それを思うと、自分だけ涼しい環境にいるのも何だか申し訳ないような・・・でも使い手さんには心地よく、じっくりじっくり選んでもらいたい。
ものづくりの見えないところには、そういう背景もあるんだということに心を留めながら、今年は冷房入れての営業です。
今日から、「沖縄の手しごと展」スタートしました!
読谷村のやちむん工房を中心に、吹硝子やアラバーキ(竹かご)、芭蕉ほうき、アダン葉草履などなど沖縄民具が並んでいます。
沖縄の手しごとからは、うまく言えないけど、「その土地の風土に根付いたものづくり」であることが、とどこからともなく感じます。それはモノづくりにおいては当たり前のことなんだけれど、その背景にある、自然や大地ときちんとつながっていること、それらに敬意を払っていること、暮らしの中で必然と生まれたものづくりであること、をひしひしと感じます。
そして昔ながらのモノづくりの姿勢(根っこの大事な部分)を守りながら、今の暮らしにも合うような柔軟性も持ち合わせて、ずっと絶え間なく流れているから魅力的なのかな~展示を終えてそんなことを考えたり。
沖縄の手しごと展は、8/5(日)まで、期間無休です。
ぜひお手に取ってごらんください。
〇常秀工房 島袋常秀さんの工房です。
〇読谷山焼 北窯 宮城正享工房
〇なかどまり工房(恩納村) 登川さんは北窯の松田米司窯さんで修行後、独立されました。
期間中、奥のテーブルで沖縄さんぴん茶どうぞ。