起き上がり小法師
梅雨の時期だから仕方ないと思っていても、続くうちに何だか気分もぼんやりしてきます。
そんなところ、会津若松より荷物が届きました。
先ほどまでの気分が一転。
ドキドキワクワクの開封作業です。
この起き上がり小法師。
会津民芸品の中でも最も古くから作られ、今から約400年前、当時の藩主藩生公が無役の藩士に作らせ、正月に売り出したのが始まりとのこと。
「転んでも転んでも起き上がる」
というところから、小さな身体で「健康」や「忍耐」をあらわしています。
そして、いつも元気に働けるよう、また家族や財産が増えるよう、家族の人数よりもひとつ多く買い求められるとの慣わしがあるそうです。
右は、火の神(赤)、水の神(青)。こちらもあわせて入荷しました。
お台所に、手洗い場にいかがでしょう。
横一列に並べてみました。
縦一列に整列しています。
楽しそうにあちこち入り混じって遊んでいます。
一つ一つ工房で手作りされてますので、形と表情が少しずつちがいますが、どれも見ているだけでほっとさせてくれます。こんな起き上がり小法師にわたしもなりたい。